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商品カテゴリ一覧 > 採寸着方豆知識 > 韓服の歴史



チマチョゴリの意味 チマチョゴリの語源 チマチョゴリの始まり チマチョゴリの魅力
チマチョゴリの季節別 チマチョゴリの色の意味 チマチョゴリの歴史 チョゴリの形色々
チマチョゴリの名称 チマチョゴリ模様の意味 女性衣装・装飾
男性衣装・装飾



    チマチョゴリの意味

韓国固有の民族衣装を意味します。
チマはスカートを意味し、チョゴリは上着を意味する言葉です。
韓国では通常韓服〔ハンボク〕と言います。




    チマチョゴリの語源

昔の文献によると〔ユ〕又はシルラ時代には〔ウィレ〕とも呼ばれたそうです。
1420年(世宗 2) 遠景王后(元敬王后) チォンゾンウィ(遷奠儀)に
<赤古里> または <短赤古里>と 記録された のが 初めだそうです。



    チマチョゴリのはじまり

コグリョ、ペッチェ、シルラの三国時代から始まったと言われております

初めてチマチョゴリの痕跡が発見されたのはコグリョ時代の王と貴族の墓の壁画に有ります。
コグリョでは中国と唐の国から衣装や仏教等の色々な事が伝わり
以後、韓国の王とモンゴル族の王妃との婚礼により中国リョンアン時代の衣服が韓国に伝わり、
それが現代のチマチョゴリの始まりになったと言われております。

チマチョゴリ出土品 1500年代の出土品




    チマチョゴリの魅力

☆チマチョゴリの一番の魅力は
曲線や直線がかもし出すラインとバランスの美しさです。


お客様からチマチョゴリは体のラインを綺麗に隠してくれる、女性的で美しい衣装だとお聞き致します。
特にすっきりとした首のVラインや袖やチマのやわらかな曲線、チマの胸から裾にかけての優雅な広がり。
チマチョゴリの魅力は1つ1つのラインの美しさかが総合的に調和されたラインとバランスの魅力だといえるでしょう。

☆もう1つの魅力はその多種多彩な色、配色に有ります。

お客様から色や柄、配色がとても綺麗でドレスは着られないけれどもチマチョゴリを着てみると、ドレスとは違い年齢に関係無く着られてとても嬉しいと言うお言葉を頂きます。

生地の色や種類、色の配色をたどるだけでも組合せは数百以上にのぼります。
私達が一般のお洋服を選ぶときには着られない色や柄もチョゴリなら素敵に着こなして頂けます。
着る方の御年齢によって、華やかな物、シックな物、ドレッシーな物等、
ご自分にあったものをお選び頂けます。

☆最後の魅力は着やすさだと言えます。

ホームページ等のお客様から着つけはどうすればよいのでしょうかという御質問を頂きます。
お客様へのお答えは...御自身で3分有れば着替えられます、です。

チマは巻きスカート式になっていて締め付けられる感覚も無く自由で動き安く、しかも1着18メーターもの生地を使っていても着ていないくらいに軽く肩のこらない衣装です。
いかがでしょうか....
チマチョゴリに興味を持っていただければ嬉しく思います。 
                        




    チマチョゴリの季節別の衣装

チマチョゴリは季節により生地や縫製を変えより過ごしやすいチョゴリを仕立てたいくつかの種類があります。
韓国は緯度的に日本よりも寒い地域になるため、特に昔のチョゴリは冬の防寒のための上着や帽子等色々な装飾品も豊富です。


☆春・秋のチマチョゴリ
       〔キョップチョゴリ〕キョップとはキョプチダの意味で゛重ねるの意味
        裏地と表地の2重の生地で仕立てたものです。
        現代では、季節の温冷も家電製品の普及で室内は
        一定温度に保たれているため、一般的には1年を通し
        て使われているオーソドックスなチョゴリのスタイルです。         

        生地は主に木綿や薄い絹・化繊等を利用   

☆夏のチマチョゴリ
       〔ホッチョゴリ〕ホッとは゛1つ゛を意味し、1重を意味します。
        もうお分かりでしょうか?そうです。今度は裏地の無い
        表地のみのチョゴリのことです。
        
        生地は主に麻や木綿等涼しくで薄い物を利用。
      

☆冬のチマチョゴリ
       〔ソンチョゴリ〕ソンとは゛綿゛を意味します。
        韓国、朝鮮半島は日本よりも冬が寒いため冬には
        暖かい綿を入れてチョゴリを作りました。
       〔ヌビチョゴリ〕ヌビとは゛刺し子縫い゛を意味します。
        綿を入れて刺し縫いをしたチョゴリです。
        刺し縫いとはもっと解りやすく言うとキルティング状に
        仕上げることです。
       〔サンキョップチョゴリ〕サンキョップとは゛3重゛を意味します。
        裏地と表地の間にもう1枚生地を挟んで仕上げた3重
        のチョゴリ
          生地は主に厚めのシルクや木綿等を利用 


 こちらは防寒用に室内着として着られていたぺチャ〔ベスト〕
ペジャ
 襟、裏地等に動物の毛を使ったもので昔は男女ともにありましたが、今は女性用だけ使われています。   
                        




    チマチョゴリの色の意味


韓国でも昔から陰陽五行が色々な所で引用されていました。
チマチョゴリの色もけして関りが無いとは言えません。

☆子供や未婚の若い女性のチマチョゴリの色
子供や、未婚の若い女性は赤いチマにセットンチョゴリ又は黄色いチョゴリを好んで着ました。
☆既婚者の女性のチマチョゴリの色
 結婚した女性はチョゴリに赤紫色のコルンを付けて既婚者と言うしるしになったと示したそうです。
 又、青い色の生地を袖の先に付けたら子供を持った母親と言う意味があったそうです。

 薄紫や、薄いブルーのチョゴリに藍色のチマを着ていると30〜40歳代の女性と言う年齢まで解ってしまう時代もあったそうです。
☆新郎新婦の母のチマチョゴリの色
新郎のオモニはブルー系のチマチョゴリを、新婦のオモニはピンク系のチマチョゴリを着るとよく言われています。
 ただ、今では個性や好みによりお好みの色やデザインを自由に選んで頂くのが一番好ましいと思います。

☆韓国の伝統的な色達

  天青色
空色を象徴する色
朝鮮時代女人選好色の中で一つで文献によればドゴン翁主が好んで着たタンウイがこの色と記録されている。
韓国の染め色のの藍色は‘空の光’,藍色空色’で通用使われて来た。
空に対して恭敬の心を持っていた韓国で空色に似ている天青色、藍色は好まれてきた色である。
  ネロッセッ
丹青色と珍菜(昔の丹青の色)の一つで中間明度の程よい緑色。
よく見られる例で石に生えた苔が積もった古風である苔の色を思い浮かべてほしい・・・伝統建築物の大梁,垂木などでよく見られる色でもあり壁画の地色でもたくさん使われる。
荷葉色と一緒に森を象徴する自然親和的な色でこのごろアパート等にたくさん使われている。
  軟豆色
淡い豆の色で特に緑豆色を言う。緑豆という言葉自体が‘緑(緑色ノック)’と‘豆(豆トゥ)’が合成された漢字語です。
慶尚南道では脱喪する前に殯所におゆを上げるが、小豆の汁はその赤味を霊が嫌やがると言って代わりに緑豆で作ったおかゆを使う風習がある。緑が陰陽五行上陰に俗し先祖の魂霊が気軽に来て食べることができると信じて板からだと言う。
また緑衣紅裳で上着に緑色を用いて女人たちの服で一番選好度が高かった色でもある。
  梔子色
古くから先祖たちが服や小品に楽しんで使った代表的な伝統色の一つ。
くちなしの実で色を得る。あかね科に属して
主に 9月に採取して日に乾かして黄色の絵具として使われる。
中国では周国以前から梔子を染料で使ったといわれているが韓国でも織物や紙, 食用色素で使われるなど長年の歴史を持っている




    チマチョゴリのデザインの歴史


衿の形状、チョゴリ丈・袖の形や幅など、チマチョゴリの形は時代により変化しています。
生地の多様化や裁断・縫製技術の進化も感じられます。

目で見る色々な衣装たち・・・










    チョゴリの形の色々

チョゴリのデザインのパターンを御紹介致します。



    チョゴリの各部分名称

 女性チマチョゴリの部分別 名称


 男性パジチョゴリの部分別 名称


 ポソンの部分別 名称

     




    チマチョゴリに使われる柄の意味

チマチョゴリ模様 [ポンファンムン・鳳凰紋]
おめでたい鳥で一番代表的な鳳凰。徳, 仁, 神, 義, 静を象徴する五色の毛を取り揃えている。鳳凰は中国恩主時代から使われて来た。朝鮮時代には胸背やかんざしなどの装身具にたくさん使われた。
チマチョゴリ模様 [ホランイムン・虎紋]
威厳と力, 鋭い足の爪などを事物(邪物)を退けてくれる力があると信じられて来た。虎を山神で思ったし家や大門に虎絵を付け邪気を避け。文官等の胸背にホムンと言う虎のを刺繍を施した。
チマチョゴリ模様 [コングジャッムン・孔雀紋]
熱帯地域に住む孔雀をかたどった紋。羽の色が五色なので五行説 (五行説)と関連させて現世にある鳥類の中の(王座)に例えられ吉事がついている鳥とされてきた。またこれを胸背に刺繍すれば成群をまつる忠臣になるという意味があるとされた。
チマチョゴリ模様 [ハッムン・鶴紋]
三国時代から使われた鶴紋は鶴の清楚な姿と長生を人の不老長生に比喩して長寿の象徴になって鳳凰紋と一緒に二羽の鶴として対で使われている。虎紋同様文官の胸背等にホムンと言う虎のを刺繍を施した。
チマチョゴリ模様 [ホジョップムン・蝴蝶紋]
朝鮮時代庶民層や婦女子たちの愛用したホジョップムンは華やかで美しい形態から女性的感じとともに吉祥の意味を持を持ち家具の金具飾りや女性の飾りノリゲに利用された。花ととも描かれファゾブムンとして用いる場合が多い。
チマチョゴリ模様 [ピョンボッムン・こうもり紋]
ピョンボッとはコウモリを示す言葉で朝鮮時代特有の文様です。各種飾り及び日常用品, 家具類などに使われたが単独で使われないでお金(銭)や雲柄とともに使わることが多く男の子を産むという意味の(多男)の象徴でたくさん使われた.
チマチョゴリ模様 [ウォナンムン・おしどり紋]
おしどりは雄と雌の仲がとても良くて夫婦愛を象徴する。枕、 布団、婚礼衣装、鏡台、文匣、針箱等の沢山の女性結婚用品や小品に使われた。柳, 太陽, 松, 蓮の葉, 蓮華, 菊とともに用いられる事も多い
チマチョゴリ模様 [ヨンムン・竜紋]
竜はおめでたい動物に崇尚され、 (霊獣)の最高と称えられて来た。実存する動物では無いが, 鹿, 蛇, 鯉, 虎,鷹などさまざまな動物を組み合わせた想像の動物で非常に複雑な姿を現わしている。竜紋は王室で使う装身具, 衣服などに沢山使われ王室の威厳を象徴した。




    女性衣装と装飾品






    男性衣装と装飾品



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